格助詞「が」・接続助詞「が」の意味と用法 | 助詞

外国人向けに日本語の先生をしている鈴木です。外国人向けと日本人向けの日本語教育方法は少し違いますが、このサイトでは日本人向けに国語の情報を発信しています。
助詞「が」は、格助詞と接続助詞の2つに分けられます。
格助詞:主に体言(名詞)について、文節関係を示します。
接続助詞:文の要素をつなげたり、関係を表したりする働きをします。
このページでは、格助詞「が」と接続助詞「が」について解説します。
格助詞「が」の意味
意味:その文節が、主語であることを示します。
私が 算数の 先生です。|私が=主語
あれが 新型の 飛行機です。|あれが=主語
猫が キャットフードを 食べている。|猫が=主語
接続助詞「が」の意味
意味:その文節が接続語になり、確定の逆説を示します。
遊びに 行きたいが、 今日は 行けない。
今日は とても 寒いですが、 公園に 散歩に 行きます。
意味:前置きなどの接続を表します。
その 件ですが、 私は 詳細を 聞いて おりません。
明日の 会議ですが、 延期に なった そうです。
他にも助詞「が」には意味がありますが、よく使われるのは上記の意味になります。